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1/23(木)東京外国為替市況
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東京外国為替市場は、午後にかけて円高に推移した。
午前は日経平均株価の上昇を背景に円売りが優勢だったが、午後は株価が反落し円買いが入った。
篠原IMF副専務理事が「目標に向けて前進あれば日銀の追加緩和は必要ない」と語ったことも
日銀の追加緩和期待を後退させた。
ただ、日銀による期待への働きかけが継続しているとはいえ、春先以降は輸入物価の上昇による
物価押し上げ効果の鈍化は避けられず、2%の物価目標が達成できると見ている市場参加者はいない。
追加緩和の思惑は根強い。
ドル円は午前の上げ幅を消して104.28円まで反落。
ユーロ円は141.21円、ポンド円は172.68円まで伸び悩んだが、東京タイムは株価の動向を受けて
短期筋が主導する展開が続いており、大きくなっていきそうな波は観測できない。
HSBC発表の中国製造業PMIが弱かったことを背景に軟化していた豪ドル円は91.72円まで下げ幅を拡大。
NZドル円は86.31円まで一段安に。
加ドル円は93.56円まで下げ、昨年11月以来の安値を更新。
昨日のカナダ銀行(BOC)によるハト派の声明が引き続き重し。
豪ドル/ドルは0.88ドルちょうど前後、NZドル/ドルは0.82ドル後半で重い。
HSBC発表の弱い中国製造業PMIが発表された後の下げ圧力が継続している。
ユーロドルは1.35ドル半ばでもみ合い。
ポンドドルは昨日の英ILO失業率発表後の高値圏を引き継ぎ、1.65ドル半ばで取引されている。
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