毎朝読みたい！本日の市況　1/9【水】

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1/8(火)ＮＹ外国為替市況
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NY外国為替市場はドル買い・円買いが優勢となった。足もとの円安の流れが短期的に
は行き過ぎたとの懸念がくすぶるなかで、仏政府が格付け会社から格下げ通知を受け
取ったとの噂が流れ、欧州のソブリンリスクが意識されたほか、米1月IBD／TIPP景気
楽観度指数が46.5と、市場予想47.3より弱い結果となったことで、景気の持ち直しに
対する期待が後退したことが投資家のリスク許容度を低下させ、ドル買い・円買いの
動きを加速させた。ドル円・クロス円は下落幅を拡大。ドル円は、全体的に上値の重
さが意識されていたところに、仏格下げをめぐる思惑が加わり下げ幅を広げた。その
後、仏政府がこの噂を否定したことで下げ渋る場面はあったが、ダウ平均の軟調さが
重しとなり、東京タイム序盤に示したそれまでの安値87.23円を下回り、86.98円と1
月3日以来の86円台をつけた。その後は、86.95円へ切り上がる日足一目均衡表・転換
線や、1月21?22日開催の日銀金融政策決定会合で、物価目標を2％へ引き上げ、追加
緩和が検討される可能性との一部報道を手掛かりに87.20円付近へ戻したが、終盤に
は調整売りが再び強まり86.90円まで下げ幅を広げた。クロス円も軟調な展開となり、
ユーロ円も114.00円割れのストップ売りをつけて、113.64円まで下落したほか、ポン
ド円が139.48円、豪ドル円が91.20円、NZドル円が72.57円、加ドル円が88.08円、ス
イスフラン円は94.02円までそれぞれ水準を下げた。売り一巡後は、下げ渋ったもの
の積極的に買い戻すような材料も見当たらず、上値は重かった。またNZドル円に関し
ては、NZ11月住宅建設許可が前月比-5.4％と、前月の-1.5％より弱い結果となったこ
とも重しとなった。
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1/9(水)東京外国為替市況
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東京外国為替市場では、ドル円・クロス円は上値試す動きを継続。目立った材料は見当
たらなかったものの、日経平均の反発などをきっかけに戻りを試していたドル円・クロ
ス円は横ばいを経て上値を試す動きが続いた。クロス円は上値試す。日経平均の上昇な
どを背景に上値を試した後は軒並み横ばいに転じたものの、引けにかけて日経平均が一
段高となったことを背景に買いが再燃し、ユーロ円は114.55円、ポンド円も140.52円ま
で買われた。資源国通貨では、豪ドル円は午前中に発表された豪12月小売売上高が弱い
内容となり売られた後は買い戻されると、横ばいを経て91.96円まで上昇。また、NZドル
円は73.44円、加ドル円は88.69円と、それぞれ本日高値を更新した。　
　
【本日の予定】

1/9（水）　〔予想〕　（前回）

イングランド銀行金融政策委員会（MPC）（?10日）
ポーランド国立銀行、政策金利発表　〔25bp引き下げ4.00％に〕　（25bp引き下げ4.25％に）
米10年債入札（210億ドル）※リオープン

18:00　伊7?9月期財政赤字対GDP比（年初来）　〔?〕　（+5.0％）
18:30　英11月貿易収支　〔90億ポンドの赤字〕　（95.39億ポンドの赤字）
19:00　ファンロンパイEU大統領、アイルランド政府当局者と会談
19:30　独5年債入札（50億ユーロ）
20:00　独11月鉱工業生産　〔+1.0％〕　（-2.6％）
21:00　米MBA住宅ローン申請指数　〔?〕　（-10.4％）
22:15　加12月住宅着工件数　〔19.50万件〕　（19.61万件）
22:30　ファンロンパイEU大統領、ケニー・アイルランド首相、会見
翌0:30　米週間原油在庫　〔+200万バレル〕　（-1112万バレル）