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12/2(月)東京外国為替市況
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東京外国為替市場におけるドル円・クロス円は小動きながらも底堅さを維持。
今週は、週末の米11月雇用統計まで各国の経済イベントが目白押しとなる中で、
目立った材料がなかったことから各通貨の動意は鈍く、限られたレンジでの値動きが続いた。
ただ、黒田日銀総裁が会見で「物価安定の持続に必要な時期まで量的・質的緩和継続」と発言。
異次元緩和を当面続ける姿勢を示すと、一時マイナス幅を広げていた日経平均株価が、
前週末終値付近へ下げ幅を縮小したことから、ドル円・クロス円は総じて底堅く推移した。
とはいえ、総裁の会見内容にサプライズ的なところはなく、市場の反応は限定的だった。
ドル円は102.30円付近、ユーロ円は139円前半、ポンド円は168円前半でもち合った。
オセアニア通貨はしっかり。中国経済に対する不安が緩和したことも手伝って、
豪ドル円は93.82円、NZドル円は84.03円まで日通しのレンジ上限を広げた。
一方でドルストレートは、円中心の相場展開となったことから方向性は定まらなかった。
ユーロドルは1.36ドル近辺、ポンドドルは1.64ドル付近での推移が続いた。
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