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6/9(月)東京外国為替市況
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本日の為替市場では、手掛かり材料不足のなかで、一部通貨で円買い戻しが優勢となる局面は
あったが、各通貨とも調整的な動きが中心で、方向性の見定めづらい展開であった。
日経平均株価は、15140円付近でのもち合いが続いた。
また、米長期金利も2.61%近傍で小動きだった。
岩田日銀副総裁が「量的・質的金融緩和の所期の効果は発揮されている」、
「何らかのリスクで目標実現に必要なら躊躇なく調整」などと述べたが、為替市場への影響は
限定的だった。
ユーロ円が散発的な売りを受けて139.79円まで下げ幅を広げたことで、ドル円は102.42円、
ポンド円は172.20円台まで上値を切り下げた。
一方で、世界的な株高の流れが後押しとなって、豪ドル円は95円後半、NZドル円は87円前半と
資源国通貨は底堅い展開。
加ドル円は93円後半と足元の高値水準でしっかりだった。
豪ドル/ドルが0.9357ドル、NZ/ドルが0.8526ドルと資源国通貨は対ドルでも堅調。
その他の通貨は動意が鈍く、ユーロドルは1.36ドル半ば、ポンドドルは1.68ドル前半で小動きだった。
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