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2/24(月)東京外国為替市況
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東京外国為替市場は円買いが優勢。
小幅プラス圏で前引けとなった日経平均が後場に入って、再びマイナス圏に沈み下げ幅を一時200円超に広げるなど、
さえない動きが嫌気されてリスク回避の円買いが優勢となった。
前場で大幅下落した中国株は、後場に入ってやや買い戻しが優勢となるも、1.5%以上の下げ幅を維持している。
注目していた週末のG20財務相・中央銀行総裁会議はほとんど材料視されず、
中国の景気減速懸念や米先行き景気不透明感も加わりドル円の上値は重かった。
ただ、一方向に大きくポジションを傾ける材料も乏しいなか、ドル円は日経平均の下げ幅拡大の動きを眺めながら
102.17円まで下押したが、102円大台割れを試すことなく、102円前半で小動き。
安倍首相のGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の資産運用について、
「機動的かつ多様化できるか検討が必要」と述べたこととあわせ、「海外の状況には様々なリスクがある」
などの発言が伝わったが、首相の海外リスク言及への市場の反応は見られなかった。
クロス円もレンジ下限を広げるも、日経平均が大引けにかけて下げ幅をほぼ取り返す動きとなったこともあり、
下押しは限定的。
ユーロ円は140.33円、ポンド円は170円ちょうど、加ドル円は91.88円まで下げ幅を拡大した。
オセアニア通貨も、豪ドル円は91.58円、NZドル円は84.58円まで弱含んだ。
対ドルではまちまち。
ウクライナ情勢への懸念が緩和したことを好感し、ユーロドルは底堅く推移も、
ユーロ圏の緩和観測が重しとなるなか、1.37ドル前半で動意が鈍い。
ポンドドルはユーロポンドでのユーロ売り・ポンド買いの動きに支えられて、1.6649ドルまでじり高となった。
オセアニア通貨は、午後に入ってわずかに買い戻しが優勢で、豪ドル/ドルは0.89ドル後半、
NZドル/ドルは0.82ドル後半で狭いレンジでの推移となった。
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