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11/27(水)東京外国為替市況
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東京外国為替市場はユーロ高・円安。
メルケル独首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と最大野党の社会民主党(SPD)が、
連立政権の形成で合意に至ったと関係者から伝わったことも好感されたようで、
薄商いのなかでユーロにまとまった買いが持ち込まれた。
9月の総選挙終了後から続いていた協議が約2カ月の期間を経て決着したことで
今後の同国の政権運営に対して一定の安心感がもたらされたもよう。
ユーロドルは先月31日以来の高値となる1.3600ドルまで上値を伸ばし、
ユーロ円は直近高値を超えて138円の大台乗せを達成。
ストップロスの買いも巻き込みながら2009年10月以来となる138.16円まで上昇幅を拡大させた。
ユーロポンドは0.8384ポンド、ユーロ/豪ドルは1.4905豪ドルまでユーロ高で推移した。
ユーロ円の上昇を受けてドル円やクロス円でも円安が強まった。
ポンド円は164.89円、豪ドル円は92.76円、NZドル円は83.31円、加ドル円は96.36円まで高値を更新。
スイスフラン円は112.20円まで買われて1990年8月以来の高値を塗り替えている。
市場では尖閣諸島における軍事的な緊張にも関わらず中国株が上昇したことで
リスク選好地合いが高まったことが円安を促したとの指摘もあった。
また日本生命が決算後の会見で、下期は低金利の超長期債への投資を抑制して
外債運用の比率を高めるとの見解を示したことも円安をサポート。
明治安田生命も同様に現行の金利水準では国債の購入には慎重にならざるを得ないとの
見通しを示したことで対外投資の拡大期待が高まった。
ドル円も101.65円までレンジ上限を拡大。
ただ、前日に米住宅データを好感して上振れた水準前後で上値を抑えられると、
持ち直し基調にあった本邦株価が引けにかけて下げを強めたことで押し戻された。
そのほかでは白井日銀審議委員の講演内容が伝わったが表立った反応はなかった。
ポンドドルは1.62ドル前半、豪ドル/ドルは0.91ドル前半、NZドル/ドルは0.81ドル後半を中心に小動き。
ユーロに対してドル安の動きが強まったが、他通貨への波及は限られており値動きは小幅だった。
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