毎朝読みたい!本日の市況 10/4【木】
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10/3(水)NY外国為替市況
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●NYクローズ(Bid)
ドル/円 :78.49円
ユーロ/ドル:1.2904ドル
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米株式相場は小幅上昇。米経済指標結果を好感も、HPによる慎重な業績見通しや原油価格の下落により
シェブロンに売りが入ったことが重しとなった。ダウ平均は前日比12.25ドル高の13494.61ドルで終了した。
NY外為市場では、ドル買い・円売り優勢。米9月ADP全国雇用者数が市場予想を上回ったことや、同9月
ISM非製造業景況指数も市場予想より強い結果となったことが手掛かりに。また、明日から開催される
日銀金融政策決定会合を前に、日銀による追加緩和をめぐる思惑が引き続きくすぶったことも円売りを促した。
とはいえ、中国・欧州の景気鈍化懸念など世界的な経済の先行き不透明感は根強く、さらに円を売り込むほどの
力強さは見られず、円の下げ幅は限られた。
ドル円は上昇幅を拡大。強い米雇用指標や同ISM非製造業景況指数を受けて、米長期金利が1.640%付近まで
上昇したことから78.59円と9月19日以来の高値をつけた。ただ、買い一巡後は米10年債利回りが上昇幅を
縮めたことで、ドル円も伸び悩んだ。クロス円も買いが先行。ユーロ円は101.46円、ポンド円は126.47円、
加ドル円は79.67円まで水準を上げた。しかし、米株価の上値の重さが意識されてその後は、各通貨とも小幅に
押し戻された。
一方で、ドルストレートは上値の重い動きに。ユーロドルは、アジア系ソブリンの買いや米指標結果を受けて
1.29ドル前半まで持ち直す場面は見られたが、全体的なドル買いの流れに上昇の勢いは感じられず。その後は
1.29ドル前後で上値の重さが意識される動きとなった。
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10/4(木)東京外国為替市況
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●本日15:00レート(Bid)
ドル/円 :78.59円
ユーロ/円:101.56円
ポンド/円:126.50円
豪ドル/円:80.32円
ユーロ/ドル:1.2921ドル
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4日の東京株式市場では、前日の米株高を受け輸出主力株中心に買いが先行、円安を受けて指数先物に
まとまった買いが入り後場入り後に上げ幅を100円超に広げるも、5日の日銀決定会合の結果を見極めたいとの
様子見ムードが強まり、結局、前日比77円高の8824円と5日振り反発で取引を終えた。
東京外為市場では、一時的に円売りが強まる場面があった。市場では、昨日の米ADP雇用者数の結果が予想を
上回ったことで明日の米雇用統計への期待が高まったことや、日銀決定会合への思惑から円安に振れたとの
指摘があった。ただ、各通貨で高値示現後に上げ幅を削っていることも勘案すると、基本的にはアジア株や
ダウ先物の堅調な推移がドル円・クロス円の下値を支え、上方向のストップロスの買いオーダーを付けにいく動きに
つながったと思われる。
ドル円は78.72円まで上昇。本邦株価の一段高などを背景に昨日高値78.59円を上抜けて足元のレンジを
切り上げた。また、クロス円についてもそれぞれ上値を伸ばすなど円安地合いが強まった。ただし、フロー一巡後は
各通貨で総じて上げ幅を削る展開となっており、追加的な押し上げ材料に乏しいなかで日通しの値幅自体は
限られたものとなった。
欧州タイムでは午後にイングランド銀行金融政策委員会(MPC)や欧州中央銀行(ECB)理事会、さらに米市場
では米製造業受注やFOMC議事録公表などが予定されている。明日には日銀の金融政策決定会合の結果公表も
予定されており、米雇用統計を前に主要国の中銀イベントなどに注目が注がれる格好となりそうで、欧州勢の
参入後は株価や債券相場の動意を眺めながら徐々に様子見ムードが高まっていくことも予想される。
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【本日の重要経済指標】
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内 容 〔予想〕 (前回)
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中国市場休場(国慶節・中秋節、?10月7日)
日銀金融政策決定会合(?5日)
世界貿易機関(WTO)一般理事会(於;ジュネーブ、3日?)
17:30 スペイン長期債入札
18:00 仏長期債入札
20:00 イングランド銀行金融政策委員会(MPC)、政策金利発表 〔0.50%で据え置き〕 (0.50%で据え置き)
20:00 イングランド銀行(BOE)資産購入枠発表 〔3750億ポンドで据え置き〕 (3750億ポンドで据え置き)
20:30 米9月チャレンジャー人員削減予定数 〔?〕 (-36.9%)
20:45 欧州中央銀行(ECB)理事会、政策金利発表 〔0.75%で据え置き〕 (0.75%で据え置き)
21:30 米新規失業保険申請件数 〔37.0万件〕 (35.9万件)
21:30 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、記者会見
21:30 メルケル独首相、講演
21:55 マックレムBOC上級副総裁、講演
23:00 米8月製造業受注指数 〔-5.9%〕 (+2.8%)
23:00 加9月Ivey購買部景況指数 〔59.4〕 (62.5)
23:30 IMF定例会見
翌3:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録、公表(9月12日?13日開催分)
翌3:00 米証券取引委員会(SEC)、禁止行為について非公開会合
※指標などの発表予定・時刻は予告なく変更になる場合がありますので、ご了承ください。
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【動画】通常時・指標発表時の為替の動き▼▼ 】
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■8月米雇用統計の結果 〔結果〕 (予想)
【非農業部門雇用者数変化】 〔+13.0万人〕 (+9.6万人)
【失業率】 〔8.1%〕 (8.3%)
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