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3/14(金)東京外国為替市況
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東京外国為替市場は小動きながら、ウクライナ・クリミアのロシア帰属をめぐる
住民投票や、投票結果を受けた西側の制裁措置が懸念され、リスク回避
パターンが継続した。
そもそもクリミアでの住民投票は法的根拠が乏しいようだが、投票結果である
程度の民意が示されたところで、西側・東側のどちらかが引き下がる状況ではなく、
落とし所が見えなくなっていることが最大の懸念要因。
住民投票の結果をもって事態が沈静化する可能性は低く、週明けへの不安感が
立ち込めている。
日経平均株価は大幅続落し、下げ幅は一時500円超となった。
昨日からの安値圏で底ばいを続けていたドル円は101.53円まで下げ、昨日安値と
ほぼ並んだ。
ユーロ円は140.63円、豪ドル円は91.42円、NZドル円は86.64円、加ドル円は
91.49円までレンジ下限を広げた。
ポンド円は168.66円まで軟化。
クロス円の下げに圧迫され、ユーロドルは1.3848ドル、ポンドドルは1.6611ドルまで弱含み。
豪ドル/ドルは0.8997ドル、NZドル/ドルは0.8524ドルまで小幅に安値を塗り替えた。
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