毎朝読みたい！本日の市況　11/9【金】

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11/8(木)ＮＹ外国為替市況
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●ＮＹクローズ(Bid)
　ドル/円　　：79.46円
　ユーロ/ドル：1.2746ドル
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8日のNY株式相場は大幅続落。再び「財政の崖」が意識されたことに加え、
ＥＵ財務相らがギリシャ向け支援の支払いを数週間先送りする方針を示し
たことから、リスクオフの流れが加速した。序盤は、新規失業保険申請件
数の結果が好感されたほか、財政問題を抱えるスペインの国債入札で予定
額を超える調達を達成できたこともあり、ダウ平均株価は買いが優勢と
なった。しかし、財政の崖と、欧州危機の拡大懸念が重しとなり、前日に
続き１２１ドル安の１万２８００ドル台まで下落した。
　
外国為替市場では、昨日、ギリシャの緊縮関連法案は議会を通過したものの、
ギリシャに対する支援が数週間先送りされるとの報道を受け、リスク回避の
円買いが強まった。米財政の崖問題も引き続きリスク要因として意識されて
おり、ドルを積極的に買う向きはなかった。
欧州中央銀行（ECB）が政策金利据え置きを発表した後のドラギECB総裁の会見
では、景気・インフレ見通し引き続きハト寄りだったことで、来月の利下げ観測
もあり、ユーロが弱含む場面があったものの、ユーロ安の反応は限定てきであった。
円相場は昨日からのリスク回避の流れもあって円高が継続した。ドル円は79.32円
まで一段安。200日移動平均線が位置する79.60円付近のサポートラインが意識
されたが、米長期債利回りが低下したことにより、ドル円を押し下げた。
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11/9(金)東京外国為替市況
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●本日15：00レート(Bid)
ドル/円　　：79.52円
ユーロ/円　：101.66円
ポンド/円　：127.25円
豪ドル/円　：82.91円
ユーロ/ドル：1.2776ドル
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9日の日経平均株価は、NY株式市場の大幅続落を受け、主力株が売られ前日比79円
安の8,757円と5日連続で下落した。

東京外国為替市場は、中国経済指標の好結果を受けて、ユーロや豪ドルが対ドルで
上昇した。ただ、指標結果と予想値とのかい離が小幅だったほか、週末に控えた
ギリシャの予算案採決など欧州の債務問題に対する不透明感から、リスクオンが
強まる展開にはならなかった。ギリシャ問題が依然として不透明ななか、米財政の
崖に対する懸念も加わり、積極的にリスクを取る動きには至らないようだ。
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【本日の重要経済指標】　
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11/9（金）　〔予想〕　（前回）

クレディ・アグリコル、7?9月期決算発表
デュークFRB理事、講演

14:30　中国10月鉱工業生産（前年比）　〔+9.4％〕　（+9.2％）
14:30　中国10月小売売上高（前年比）　〔+14.4％〕　（+14.2％）
14:30　中国10月固定資産投資（年初来、前年比）　〔+20.6％〕　（+20.5％）
16:00　独10月消費者物価指数・確報値（前年比）　〔+2.0％〕　（+2.0％）
17:00　マクチ・スロバキア中銀総裁、講演
18:00　コスタ・ポルトガル中銀総裁、講演
18:30　英9月貿易収支　〔89.00億ポンドの赤字〕　（98.44億ポンドの赤字）
22:30　米10月輸入物価指数　〔±0.0％〕　（+1.1％）
23:55　米11月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値　〔83.0〕　（82.6）
翌0:00　米9月卸売在庫　〔+0.4％〕　（+0.5％）