毎朝読みたい!本日の市況 10/10【水】
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10/9(火)NY外国為替市況
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●NYクローズ(Bid)
ドル/円 :78.252円
ユーロ/ドル:1.2884ドル
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米株式相場はドル買い・円買いが優勢に。IMFによる世界の成長見通しの下方修正が意識されるなか、さえない
米株価動向やスペイン10年債利回りが6%近くまで上昇したことが警戒されて、リスク回避の動きが強まった。
ユーロドルは軟調。「マクロ系の売りが観測された」(NY外銀筋)との声が聞かれるなか、NYタイムでも
ロンドンタイムからのじり安基調を維持。ダウ平均の下落が落ち着いたことから下押しの勢いは限られたが、
スペインをめぐる不透明感などで上値も重かった。
そのほかの通貨も、ユーロの動きに連動。ポンドドルは1.5976ドル、豪ドル/ドルは1.0175ドル、NZドル/ドルは0.8159ドル、ドル/加ドルは0.9809加ドルまでそれぞれドル買い・他通貨売りが進む場面が見られた。ただ、
各通貨とも対ユーロでそれぞれ強含んだことが対ドルの動きにも好影響を与えたことで、下落幅は限られた。
ドル円・クロス円は上値の重い動きに。クロス円は、ドルストレートの動きに引っ張れて下落幅を拡大した。
ユーロ円は100.60円、ポンド円は124.93円、豪ドル円は79.59円、NZドル円は63.84円、加ドル円は79.75円
までそれぞれ水準を下げた。この間、ドル円も上値の重い動きに。リスク回避の動きで米長期金利が低下したことも
重しとなり、クロス円が下げ幅を広げた場面で、ドル円は78.15円まで下落した。その後は、米金利が下げ幅を
縮めたことでドル円はわずかに下値を切り上げたが、先行きに対する不透明感から戻りは限られた。
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10/10(水)東京外国為替市況
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●本日15:00レート(Bid)
ドル/円 :78.22円
ユーロ/円:100.59円
ポンド/円:125.11円
豪ドル/円:79.90円
ユーロ/ドル:1.2858ドル
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5日の東京株式市場では、IMF(国際通貨基金)世界経済見通しの下方修正や中国はじめ世界景気先行き懸念に
前日の米国株式相場が大幅安となりリスク回避の売りが先行、ギリシャ財政不安に対ユーロでの円高も嫌気して
景気敏感株中心にほぼ全面安の展開を辿り、結局、前日比173円安の8596円と大幅続落で取引を終えた。
東京外為市場では、東京外為市場では、リスク回避のドル買い・円買い地合いが後退した。日経平均株価は
約2カ月ぶりの安値水準となる8600円前後でもみ合いが続いたが、後場になって中国株が一時プラス圏を
回復したことも意識された。足元の流れの調整からドルストレートには買い戻しが入ったほか、クロス円も午前の
下げ幅を縮小させた。
ドルストレートは総じて安値から持ち直す展開。ユーロドルは1.28ドル半ば、ポンドドルは1.60ドル前後まで
水準を回復させた。
クロス円も午前の安値から離れる動きとなったが、戻りも総じて小幅なものに。ユーロ円は100円半ば、ポンド円は
125円前半、豪ドル円は80円前後を中心としたレンジで手掛かり待ちの様相となった。この間、ドル円は78.20円
近辺で横ばい推移を継続させており、午後になって米長期債利回りが低下幅を縮小させる動きにも目立った
反応を示さずに上値重く推移した。
本日の欧州タイムでは引き続き関連市場を眺めながら全般的なリスクオン・オフ地合いを見極める展開となるか。
仏・スペイン首脳会談が開催される予定はあるものの、週初からのユーロ圏財務相会合でギリシャやスペインの
支援に関して特段の進展事項がなかったことなどからも、マーケットを大きく動かすだけの材料とはならない
可能性は高い。前日の欧州タイムで各通貨に目立った動きがなかったように、今週から本格化する米企業決算を
受けた株価の動向が為替相場を先導している面もあることから、突発的なフローには注意しつつも、手掛かり待ち
で方向感の掴みづらい時間帯となることも想定しておきたい。
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【本日の重要経済指標】
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内 容 〔予想〕 (前回)
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国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会(東京、~14日)
ガイトナー米財務長官、インド中銀のスバラオ総裁と会談(ムンバイ)
EU経済問題委員会、危機解決に関して討議
米10年債入札(210億ドル)※リオープン
ブラジル中央銀行(BCB)、金融政策決定理事会(COPOM~11日)
英保守党大会(7日~、バーミンガム)
15:00 9月工作機械受注・速報値(前年比) 〔-〕 (-2.7%)
16:00 仏・スペイン首脳会談
16:00 欧州議会委員会、銀行同盟に関する提案について審議
17:30 G24代理会合
18:00 メルケル独首相、会見
18:00 伊短期債入札
18:30 独5年債入札(40億ユーロ)
20:00 米MBA住宅ローン申請指数 〔-〕 (+16.6%)
20:00 ジェンキンス英金融安定委員会(FPC)委員、講演
22:00 バルニエ欧州委員(域内市場・サービス担当)、講演
23:00 米8月卸売在庫 〔+0.4%〕 (+0.7%)
翌3:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
翌3:45 コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁、講演
翌5:30 タルーロFRB理事、講演
翌5:45 フィッシャー米ダラス連銀総裁、講演
※指標などの発表予定・時刻は予告なく変更になる場合がありますので、ご了承ください。
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【動画】通常時・指標発表時の為替の動き▼▼ 】
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■8月米雇用統計の結果 〔結果〕 (予想)
【非農業部門雇用者数変化】 〔+13.0万人〕 (+9.6万人)
【失業率】 〔8.1%〕 (8.3%)
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